よっぱらいネットワークビジネス・MLMワーカー



 
仕事中にお酒。飲みますか?

信じられない話だと思うが、私は今までお酒を飲んで酔っ払って営業(リクルート)する人を二人ほど見ている。一人は

ネットワークビジネス・MLMワーカ。もうひとりはある企業の副社長だった。二人の共通点がある。常に飲んでいくわけでは

クレーム対応の時、ここ一番の大事な時は顔が真っ赤になるほど飲んでよっぱらって行く事があるのだ。信じられない話で私

この目で見るまでは信じていなかった。しかしながらある日その事実を目の当たりにした。

営業部の部下がかなり大きなクレームを受けてしまい、処理を本人が仕切れなくなりその副社長の元へ回された案件があった。

出向く前日に私はのみに誘われた。もちろん、次の日のことは知っていたし今日はすぐにお開きであろうとタカをくくっていた

一向にお開きをする気配もなく麻雀を明け方までしていたのである。さすがに不味いだろうと今日クレームの案件があることを

覚えているか聞いたところ彼は麻雀が区切りついたらギリギリまで飲むぞ。と言い放った。その時はさすがに私も考えている事

がわからず唖然としていたのだが、その後本当に時間一杯まで飲み続けたのだ。


「何やってもダメなときはダメなんだ。ここ一番にはゲン担ぎで飲んでくことがあるんだが今まで外した事はない。だから大き
なクレームは俺にまわって来るんだよ。」


とだけ言ってへたすればで数千万が飛ぶ取引先に向かったのだ。もちろん彼はクレームを処理するだけでなくさらに成約の土産

をつけて帰ってきた。本当にそんな方法があるのだろうか?あったとしても知り合いだったとか、一般的でなければ全くなんの

勉強にすらならないだろう。それではどうだったのか、実際私が同行したわけではなく聞いた話でしかない、だが、彼は一度で

何度もこの方法でクレームを処理し、大きな企画を通している。

まず、一般的に誰もしないであろうこの行為だが、彼に言わせればよっぱらって取引先に行ったときに、怒られるか、絶句かの

2通りだという。それはそうだろう、私がもし相手の立場ならやはり絶句せざるにはいられない。それではそこまで追い詰めて

一体どう怒りを静めるのだろうか?しかしながら全く私の考えは的を得ていなかった。彼は元々相手を怒らせるつもりで、その

酔っ払っていくという、失礼極まりない手段を選ぶらしい。人は怒っている時は相手をまず受け入れないと言われている。

恋人同士でもそうだろう、喧嘩が始まると段々エスカレートしていき収めるのは至難である。懸命な方であれば喧嘩になる前に

さっさと謝って愛してるの一言を使って解決させてしまう方もいるのではないだろうか。もちろん、相手が許すまで謝り倒すの

はひとつの手だ。しかし、それ以外に怒りを静める方法、それが相手を怒らせる事なのだ。怒りを持続させるよりも爆発させて

沈めてしまうのだと言う。恋人の例に戻るが、喧嘩した後は仲直りをすると喧嘩する前以上に仲良くなっていることはない

だろうか?まさにそれが、クレームの処理に応用されていた。アンフェアだ。と思った方もかなりいるであろうと思う。誠意が

感じられないし、何より失礼極まりない。そして騙してる用で汚いのではないかと。しかしながら良く考えてみて欲しい。

果たして謝り倒すのはフェアで美しいのだろうか?例えばクレームを受けて相手がどう考えても悪かったであろうことは少ない

だろう、しかしながらそれでも謝らなければならないのは売り手側の常識だ。相手が納得するまで誤り、謝罪する。果たして

本当に誠意をこめて謝罪する人間が何人いるだろうか、とりあえず収まるまで謝るか・・・相手が悪いのになんでとばっちり、

そんな考えが全くないと言えるだろうか?ある意味これには誠意は感じられないし、また相手を騙しているようで汚いとは言え

ないだろうか。そして上辺だけの謝罪ではやはり相手は納まっても納得はしていないし、クレームを再度誘発してしまうのだ。

企業はこれをクレーマーと呼び、企業ぐるみであそこはねぇ・・・等と組織内で正当化し、組織内を守る事により秩序を保とう

とするであろう。クレーマーを作り上げるのは大抵の場合は売り手側に原因があることが多いと私は思っている。一報副社長の

2次クレームがでない。それだけ失礼なことをして、相手を怒らせ、それでも2次クレームはでず、自分の顧客として獲得する

にまで成功しているのである。一体何が違うのだろうか。彼は怒りが納まるまでは特に何もしないのだという。飲んで何が悪い

と言った事もあるそうだ。この時点で、相手の怒りの矛先は既に変わっている事にお気づきだろうか?相手は元々営業に対して

怒りを覚えクレームをあげている。しかし、その怒りの目的と矛先が既にかわってしまっている。これはより強い怒りの矛先へ

無意識に誘導されてしまっているのである。相手の怒りが納まった時、彼は本当の謝罪をするという。そしてこの時に自分が

何故飲んできたのか、何故こんな失礼なことをしたのか、全て話し理解を得るのだと言う。理解できない事に覚えた怒りはが

冷静になった相手に理解されていくと、相手はすっきりするのだろう、これは精神の安定化として当然な本能なのだが、この段階

しっかりと相手は交渉の場にたった対等の立場の人間である。誠意のある話であれば理にかなっていれば冷静な人間同士の会話が

破綻することはそうそうないであろう。これが謝り倒したあげく、わかったもういいよ・・・と納得いかぬまま引いた相手に対し

やっと開放されたか、それでは〜というようではどちらが誠意があるかは一目瞭然であろう。


この相手を怒らせる方法はどのような場でも通用する。相手の怒りを静める手っ取り早い方法は怒りに変わる前に原因をみつけて

謝罪するか、気のすむまで怒らせて納まるのを待つかしかないだろう。彼の場合はその怒りをさらに方向転嫁させ、怒りを満足で

終わらせ本心から対等の場で始めて交渉することにより、相手の信頼すら勝ち取っているのである。

ただし、注意してほしいのが、それなら酔っ払って相手を挑発すればいいのか!簡単ジャン!問いワケではないことは分かって

いただけるかと思う。彼の場合は相手の怒りを引き出す方法が酔うということで、それぞれ人に合った誠意の見せ方はあると

思う。ここで言いたいのは、酔うことではなく、怒っている相手に対し自分の話、説明をしっかりと聞いて欲しいと思ったなら

ば、怒っている間に説明しても火に油、相手には通用しないということで、怒りをまずは静めることこそ相手に対し本当の意味

での「誠意」ではないかと言う事だ。それにより、お互いが分かり合い、クレームを取り消し、その場限りの話し合いでないと

いうことは企業においてはとても大きな事であろう。



もうひとり、よく酔ったままリクルートをするネットワークビジネス・MLMワーカーがいる。彼の場合はクレームではなく、

日常からよく飲むという。ネットワークビジネス・MLMのセミナーの場、リクルートする場、とにかくどんな時でもお構い

なし、さらにはアルコールを持ち歩きながら対話の場で無造作にカバンからとりだし飲みだすことすらあるのである。ここまで

やりすぎでないかと思うが、彼に言わせればタバコはよくてお酒はダメだと思いますか?だそうである。完璧な屁理屈だろう。

ただ彼も考え無しにやっているわけではない。ネットワークビジネスは確かに世間的には人集めのビジネスだと認知されている

だろう。確かにその通りかもしれない。そして強引に勧誘し、商品を買わせ、儲からないジャン!もう2度とやらない!という

最低の印象を残すことに成功し、ダウンはどんどんやめていく。ネットワークビジネスは儲からないと嘆くのだ。余りにも

ビジネスに対する考えがお粗末であり、成功しないのは当然だろう、悪いイメージのみを世間に蔓延することにかけては超一流

であったりするのである。彼はそういったことはよくわかっていた。彼の場合のお酒とは「その程度」で固定イメージを固める

はじめからリクルートしたくないという本音があるそうだ。中身が見れない人間は本質が見抜けない。本質が見抜けない人間は

ネットワークビジネス・MLMの組織に入るとどうなるか、それが良くわかるのだという。全ての人間がそうではないだろうが、

彼はそれでも無理矢理勧誘することの無意味さを知っている為にわざと「酔う」という手段を使っているのだ。彼は別に酔う事

拘っているわけではない。ただ、彼にとって一番都合がよかったのが、お酒であり「酔う」というイメージの一般性を利用して

自分の場が作れた場合のみリクルートの話を提案していくのだ。これもやはり相手にとっては一般性から離れた行動だし、理解

を得る事が難しいだろう。しかしながら、相手は精神の安定化を図るために必要以上に相手に集中し、相手の言葉に耳を傾け、

自分を売る絶好の場をうまく引き出していくのである。どんな良い情報でも、良い商品でも通り過ぎるひとの目に入らなければ

売れないであろう。目に入る機会をどう作るかと言うのは個人の努力でしかない。このように自分の売り込む場を作るという事

ちょっとした発想で簡単に応用できるものである。わざわざ一般性からかけ離れて酔っ払う必要性はどこにもない。

自分なりのオリジナリティが大事であろう。周りと同じでは同じ市場を食い合うことしかできないのだ、一歩抜ける為には潜在

顧客へのアプローチの場を作り出す事が重要なのだ。その場の作り方が「精神の安定化」を求め相手に集中するという本能を

うまく引き出してやることである。


そうすれば営業だけでなく、クレーム処理や、異性を口説く時、どのような場でも応用することが可能なのである。



貴方はこの話を聞いてもまだ、ただ、早く終わってくれ〜と思いながら謝り倒すのだろうか?一歩進んだあなたなりの対人交渉

見つけてくれると信じている。



余談だが、この精神の安定化はマジックでもよく応用されている。相手は怪しいと思った部分に集中してまうことを利用して

集中させているうちにタネを仕掛けていくのだ。もし貴方がマジックをみるなら疑ってかからず全体をみてみるとタネが分かる

わかるかもしれない。マジシャンの使う言葉と大きな動作は何かを隠すのに重要なカモフラージュなのである。



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